栄養の話

【白い食品の危険性】ビタミン・ミネラルなどの栄養素が抜け落ちている。

砂糖

白米、小麦粉、食パンはどれも、私たちの食生活には欠かせない身近な食材です。これらに共通していることは”白い”ということです。この「白い」ということが最近では問題になっています。

なぜ「白い」ことが問題なのか?

お米にしても、砂糖にしても、本来はこれほど「白く」はありません。ではな「白い」のか?それは、人の手によって「精製」されたからです。精製という言葉は「粗製品に手を加えて精良な品物にすること。純度の高いものにすること。」となっています。
つまり、お米や砂糖は「純度の高いもの」にするために、いろいろな栄養成分をわざわざ取り除いてしまうことなのです。

では、この取り除かれた「いろいろな栄養成分」には、どのようなものが含まれているのでしょうか。私たちにとって身近なお米と砂糖を例に挙げてみましょう。

白米と玄米の栄養成分

お米は、精製前の玄米から胚芽と外皮(米ぬか)を取り除いて白米になります。この、取り除かれた胚芽と外皮(米ぬか)の部分には、ビタミンB群をはじめとする貴重な栄養素が数多く含まれていることはよく知られています。

精製することで失われる栄養成分

栄養成分を玄米と白米で比較してみると、精製することでビタミンB群以外にも多くの栄養素(特にミネラル)が取り除かれしまいます。中でも、最も多く取り除かれているのがマグネシウムで、白米には玄米の約9分の1程度しかありません。カリウムも半分以下となっています。他にも、カルシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガンと多くのミネラルが失われています。

白砂糖の危険性について

白い食品の代表格である白砂糖が「毒」や「麻薬」に例えられることがあります。これは決して大げさなことではありません。
その理由として「攻撃的になったり」「イライラする」などの症状をはじめ、心臓病や動脈硬化、がんなどの様々な病気を引き起こす可能性があるからです。

スーパーなどで売られているほとんどの砂糖は、精製することで大切なビタミンやミネラルが抜け落ちています。昔は、砂糖と言えば黒砂糖が中心でした。黒砂糖にはカリウムやカルシウム、マグネシウムの他、ビタミンB群などが豊富に含まれています。サトウキビなどの原料をそのまま使用するような単純な工程のため、ビタミンやミネラルが残されています。

一方で、白砂糖は遠心分離機などで、栄養素がほとんど取り除かれてしまいます。そのため、白砂糖に栄養的な価値はなくなり体にとっては「毒」になってしまうのです。そのうえ、白砂糖には依存性があるため「麻薬」に似ているというわけです。

まとめ

これらの例からわかるように、問題なのは私たちの周りに多く出回っているもののほとんどが、このように精製されたものだということです。これにより、無意識のままにビタミンやミネラルの欠乏が生じてしまいます。白い食品が私たちの体にどのような影響を及ぼすかを紹介しました。可能な限り”精製されていないもの”であったり”白い食品よりも茶色い食品”を選ぶことが健康維持には必要そうです。

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