腸の働きと免疫「腸管免疫」

リビング

腸の働き

腸の働きでまず、思い浮かべるのは「消化・吸収」ですが、腸は食べ物と一緒に入ってくる病原菌やウイルスなどの有害物質から体を守る「免疫」の働きも併せ持っています。

私たちの腸は全長約7メートルにも及び、小腸と大腸に分けられます。小腸は、多くの絨毛で覆われていて、広げるとテニスコート程の大きさになるそうです。広い面積を利用して、小腸は消化吸収を効率よく行っています。また、大腸は小腸で栄養吸収されたのち、運ばれてきた食物残渣から水分を吸収し、便を作ります。

「腸管免疫」とは

腸管免疫の中心になっているのが、小腸に存在するパイエル版というリンパ組織です。その内側には、リンパ球などの免疫細胞が存在していて、侵入してきた細菌やウイルスを攻撃する役割を持っています。

腸管免疫系の特徴

腸管免疫系は最も大きな免疫系です。免疫系全体の60%の細胞や抗体から構成されており全身のリンパ球の半数以上は腸に存在しています。そして、腸管に入ってくる様々な病原微生物を排除する役割をもつIgAという抗体が最も多くつくられています。

また、食品のように安全なものと、病原細菌のように病原性のあるものを識別する特徴があります。体にとって必要なものを選択して取り入れることで、免疫反応が過敏にならないということです。これが、食物アレルギーを抑える仕組みとなります。

「腸管免疫」を良い状態に保つために

一般的には、栄養状態が悪くなると免疫の働きが低下します。従って、規則正しい生活習慣や食生活が大切です。

具体的には、「タンパク質・ビタミンC、E、A・亜鉛・セレン」などの栄養素が免疫力をアップさせると言われています。
ビタミンC、Eには免疫細胞のT細胞の働きを高め、ビタミンAは抗体産生量を増加させる働きがあります。

腸内細菌のバランスを整えることも非常に重要で、腸管免疫とは相互に関わっています。乳酸菌やビフィズス菌のような微生物の摂取は、腸内細菌のバランスを整え、感染症にかかるリスクを下げて、腸管免疫の調節に働きます。

これらの食品成分を意識しながら、バランスの良い食事を心がけてみてはどうでしょうか。

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