ホルモンやカラダの話

自律神経の乱れはなぜ生じるのか。ストレスをはじめ様々な原因が複雑に絡み合っている。

女の子

どの年代の人でも何かしらのストレスを受けながら生活していると思います。私たちの身体は一定のバランスを保とうとする働きが備わっており、その役目をするのが自律神経です。

自律神経とは?

自律神経は自分の意志で自由自在にコントロール出来るものではありません。

私たちの身体が生きるために体温調節を行ったり環境が変わっても一定に保とうとする働きのことを恒常性(ホメオスタシス)と言います。

例えば、「暑いときに汗をかいて体温を下げる働き」や、「ダイエットの停滞期(カロリー制限や運動をしても体重が落ちなくなる時期)」が分かりやすい例です。この恒常性をコントロールしているのが脳の視床下部と呼ばれる部分で、自律神経の”交感神経”と”副交感神経”の働きを調整しています。

交感神経と副交感神経の違い

自律神経には、交感神経と副交感神経に分類されます。これらは相反する時に働きそれぞれの神経のオンオフをバランスよく行いながら過ごしています。

感神経

交感神経は私たちが、日中活動しているときに働く神経です。食事を食べたり運動したり…
交感神経が働くと、心臓の脈拍が速くなったり血管は収縮したり体は活動的な状態となります。

また、交感神経は精神的な影響も受けます。例えば強い恐怖を感じた時、興奮時、不安時、緊張時等も交感神経が働きます。

副交感神経

副交感神経は、交感神経とは対照的に、休息時に働く神経です。睡眠時や安静時に働きます。脈拍は遅くなり、血圧は下降して、緊張感や不安感から解放された状態となります。

自律神経の乱れが生じると…

交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうといわゆる、自律神経の乱れが生じてしまいます。近年では、ストレス社会とも言われていますが、不規則な生活やストレスで自律神経の乱れが生じてしまう方が多いようです。自律神経の乱れが生じてしまうと体に様々な不調が生じてしまいます。

主な症状

倦怠感や不眠や集中力の低下等の軽い症状から、ひどくなると動悸、めまい、耳鳴り、吐き気や消化器症状等、様々な症状が挙げられます。

原因

自律神経の乱れが生じる原因は日常生活の中に多く存在しています。ただ、症状が人それぞれであるように、原因もまた1人1人異なるため心・生活・食事など様々な原因が複雑に絡み合っています。

の乱れ

▶︎頑張りすぎてしまう
▶︎不安になることが多い
▶︎ストレスをため込みやすい

このようなことが当てはまる方は心を健康にしていくために以下のことを実践してみてください。
『コミュニケーションの力をつける』
『ストレス発散方法を見つける』
『”ありがとう”等の感謝の気持ちを大切にする』

生活の乱れ

▶︎夜更かし、寝不足
▶︎運動不足
▶︎便秘や冷え

上記が当てはまる方は生活リズムが乱れているため、カラダのリズムを無視した生活を送っていることが原因です。身体を労わってあげましょう。
『しっかり入浴や半身浴で血行促進を』
『適度な運動やストレッチを』
『十分な睡眠を』

食事の乱れ

▶︎加工食品や添加物の過剰摂取
▶︎不規則な食生活
▶︎栄養の偏り

生活の上で食事は欠かせない習慣ですからその習慣が整っていない場合は、見直す必要がありそうですね。食事が変われば、心も体も変わります。まずは食生活を整えましょう。
『洋食より和食中心にする』
『パンや麺類よりも雑穀ごはんを』
『よく噛んでゆっくり食べる』

さいごに

今回、心・生活・食事の例を挙げましたが、その他にも自律神経が乱れてしまう原因はあります。一度に多くのことを変えるのは誰でも大変なことですから、頑張りすぎず、自分のペースを見つけてコツコツと。積み重ねが大切です。


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